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今年3月、上海交通大学のMBAを卒業しました。
ほぼ同じタイミングで、新しい会社へ移り、新しい立場・新しい環境に慣れることに必死な日々が続いていました。次のステップにはずっと興味があったものの、実際に考える余裕はほとんどなく、気づけばMBA卒業から半年が経っていました。

この半年間は、仕事と家族中心の生活。
特に息子のPSLE(小学校卒業試験)の時期だったため、送迎やサポートなど、家族と過ごす時間を大切にしていました。


きっかけは、恩師からの一言

そんなある日、以前お世話になった教授から「AudenciaのDBAを目指してみないか」とお話をいただきました。その一言が大きな転機となり、息子のPSLEもほぼ終わりの時期だったこともあり、もう一度学びに向き合う決意をしました。
そしてこのたび、Audencia Business SchoolのDoctor of Business Administration(DBA)プログラムに正式に合格、昨日入学しました。


研究テーマは「動的な顧客発見モデル」

博士課程では、「Dynamic Customer Discovery Model(動的な顧客発見モデル)」をテーマに研究を進めていきます。特に、これまで携わってきたインドと中国という二大市場でのマーケティング経験をもとに、
両国の特徴を比較しながら、新たな顧客発見の仕組みを理論的に構築したいと考えています。


実務と研究をつなぐ挑戦

仕事面では、これから私は、インド市場の責任者として新たな挑戦に臨みます。
ビジネスの現場で培った経験を研究に活かし、そして研究成果を再び現場に還元していく、そんな往復の中で、
理論と実践を結びつけていきたいと思います。


最後に

MBAから少し時間を置いて、また新たな学びの扉を開くことになりました。
これまで支えてくださった方々に心から感謝しながら、研究者としての新しい道を、楽しみながら歩んでいきます。

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