2023年12月31日、働きながらのイギリスFull Time、MBAの交換留学を無事に終え、
シンガポールに帰国しました。
9月21日から約3ヶ月間、これまでの人生で最高に充実した日々でした。
イギリスではBirminghamにあるASTON大学に交換留学し、
⓵Marketing Management,
⓶International Operations Strategy,
⓷Integrated Marketing Communications,
⓸Investment Management,
⓹Descriptive Analytics
の5科目を履修しました。
40歳を過ぎて、二児の父として、イギリスの大学院での留学を経験し、無事に修了しました。シンガポールの母校ではPart Timeの大学院生でしたが、イギリスではFull Timeの大学院生になり、これまで以上に仕事と学業の両立が求められました。留学中は、家族との時間や趣味などの私生活を削減しながら、自費で学ぶ意義を深く感じるとともに、学問の追求だけでなく、自分自身と向き合う時間にもなりました。
学校生活は、就学前は誰一人知り合いはいませんでしたが、授業を受け、グループ課題をするうちに、どんどんと仲間とクラスメイトが増え、世界中から集まってきた、同じ志を持つ人達と友達になることができました。私にとって、人生の特別な時間にできた、特別な友人達になりました。
仕事面では、イギリスとシンガポールの時差は8時間で、シンガポールの仕事が始まる午前9時は、イギリスでは深夜の0時なります。基本的な生活リズムとしては、早朝に起て暗いうちに仕事を終え、イギリスの午前9時の授業に出席し、夕方から再び仕事に取り組むというスケジュールでした。寝不足で勉強や仕事をすると、効率が落ち、勉強の楽しさも失われがちなため、夜は早く寝て、終わっていない予習や課題は週末に取り組んでいました。幸いにも、ASTONの大学院は、Individual学習やOn line学習が多く取り入れられていたため、仕事と勉強のバランスを上手く取る事ができました。コロナウイルスの影響でテレワークが普及し、これが働き方や学び方に変化をもたらしたおかげで、イギリスに留学をしながらシンガポールでの仕事を続けることを実現することができました。
改めて年齢に関わらず、新しい事に挑戦すること、学び続ける大切さを実感しました。いくつになっても、それを乗り越えたときの喜びは、人生においてかけがえのない財産です。
ASTON大学キャンパスのPricipal Building。ほとんどの授業をここで受けました。
何度も上り下りしたPrincipal Buildingの一階入り口の階段
クラスルーム。早朝仕事を終え、できるだけ早めに学校に来るようにしていました。
いろいろなタイプのクラスルームがあり、科目やその時の授業によって、違うクラスルームで授業をうけました。
グループワークが多い時のクラスルーム
オシャレで少し変わったクラスルーム
Principal Buildingの自習スペース。常に勉強に勤しむ生徒達で溢れていました。
自習をしたり、グループワークに取り組んだ思い出の場所。
最初は一人の留学生活でしたが、だんだんと仲間が増え、勉強をしていると声をかけられることが多くなりました。
本当にいろいろな国から来た学生と出会うことができました。
図書館です。平日は多くの勉強する生徒でいっぱいですが、週末になるとガラガラになり、勉強をするにはとても快適でした。
Principal Buildingが見える図書館内のお気に入りの勉強場所。週末、空いている時はいつもここに陣取って勉強していました。
ランチはCOSTAでサンドイッチを買って、勉強をしながら食べていました。
図書館内には自習のできるスペースが沢山あったので、気分転換に場所を変えて勉強していました。
思い出のキャンパス。勉強に勤しんだ、楽しい思い出も、辛い思い出もつまったASTON大学のキャンパス。
自習、グループワークでお世話になった図書館
クリスマスになるとキャンパスはきれいなクリスマスイリュミネーションが施されました
勉強をしながら、いろいろなキャンパスの雰囲気を楽しみました
キャンパスに雪が積もったこともありました。
最後にこの挑戦を乗り越え、無事に留学を終えることができたのは、クラスメイト、教授、仕事の同僚や上司、そして何よりも家族の支えがあったからです。彼らの助けと理解、そして愛情深いサポートに心から感謝しています。
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